沙龍希




機体設定

装備:  
三連装アフターバーナー付き連装加速衝撃砲、零式メタルブレードブーメラン、
VLS超高性能追尾レーザーCIWS(14連装)、シールド付き三連装機銃、
集光パネル、レー ザークロー、キラーファング、加重力スマッシュテイル、
HYT粒子ブースター、 SPY−1D−フェーズド・アレイ・レーダー 一式、
核機関DESTINY SYSTEM、沙龍希覚醒装置EX、
覚醒式高密度HYT粒子砲 通称DESTINY砲、ツバサ機関、
強化ゾイドコア、各部関節強化パーツ、高性能バランサー、チャフ・フレアディペンサー

全長=26.0m 全高=13.1m 重量=142.7t 最高速度=400km/h  
戦闘性能:
対地=S 対空=A+ 対潜=D  
活動能力:
平地=S 荒地=A+ 砂地=S 湿地=A− 低空=B 浅瀬=B     

機体ストーリー:  
ZOITEC社が開発したゾイド、龍青鬼(ロンセイキ)は、大戦後に“ステラ”という一人 の少女のもとにわたった。
彼女は、再発しつつある戦争の危機を察知し、ZOITECのZi ファイターの傍ら、
極秘裏にZi-ARMSの無力化作戦を進行していた。
長期にわたる活動 の末に、すべての黒幕であったガイロス帝国軍特殊部隊の“ビトレイアー隊”との決戦 を迎え、
その戦いで、ステラは龍青鬼のバイオハザードシステムの崩壊による自爆を 決意。
そのことが報道され、世論が高まると、戦争の影は消えた。  
・・・その後、死んだと思われたステラは記憶喪失を受けていたものの生還した。  
しかし、ZOITECの調査委員会による調査では、龍青鬼の残骸は、ほとんど発見されず、
このことは、そのまま放置されることになる。  
ある時、ステラ達は、新型ゾイドと、大戦時の二機のゾイドのテスト中に、
超高出 力兵器による空間の乱れにより発生したワームホールに吸い込まれ、時空転換してし まう。
たどり着いた先で発見したのは、地面に半分埋まった状態で横たわっていた龍 青鬼の残骸だった。
ステラがなにかに導かれるように龍青鬼のコックピットに乗り込んだ瞬間に、光の渦に飲み込まれ、
龍青鬼は沙龍希へと復活を遂げたのだ。
それと同時に銀色のゾイドが現れたのだった・・・(小説ZOIDS DREAMS DESTINYへ続く)    
機体説明:  
沙龍希と龍青鬼の大きな違いは、四つの新機構である。
まず一つ目に、沙龍希覚醒装置EXである。これは、パイロットであるステラの精神 とリンクした沙龍希が、
ステラと共鳴することにより、その真価を発揮するシステムである。
覚醒時には最大出力が200%を越え、HYT粒子を吸収、
メタルZiと同密度まで収束し発射する覚醒式高密度HYT粒子砲、通称DESTINY砲が使用可能状態になる。  
二つ目に、DESTINY SYSTEMという核機関である。
バックパックにある吸気口から大気を取り込み、水素のみを取り出し、
その水素を核融合させて、ヘリウムに変換する 際に放出される爆発的エネルギーを機体各所へと送るのだ。
これは、バイオハザード チャージャーをもはるかに凌ぐ出力を得られる。
また、恒星並のエネルギーを生み出 すDESTINY SYSTEMは、何重にもコンクリートや金属により、守られている。
三つ目となるのは、イージスシステム。
これは、地球人からもたらされた技術でこれまでにも、いくつかのゾイドには装備されてはいるものの、
レーダー系のみであり、 レーダーと直結した防御機構が備わっている機体はそうはいない。
龍青鬼にも無論レー ダー系のみが装備されていた。それが自己進化したのだ。
この、画期的艦隊防空シス テムは、機体四カ所に装備されたフェーズド・アレイ・レーダーと、
高性能情報処理 システムにより、同時多数の航空攻撃などのミサイル攻撃に対して、
艦隊防空を果たす事ができる。もちろん、その能力は、艦隊防空のみにとどまらない。  
レーダー板自体は固定装備により、回転せず、
電子的探査により電波の進行方向を操作制御して、瞬時に天空を探査するのだ。
今までのゾイドには、このフェーズド・ アレイ・レーダー板が装備されていたものはいない。  
四枚それぞれが四方向に向いており、性能上90度以上も可能だが、
実際には、各90 度の範囲を担当しており、360度全域のカバーをしている。
搭載されている対空兵器も 発射から到達までを慣性航法と時分割的な指令で誘導されるために、
誘導装置の数=敵 対脅威の数という従来の制約から脱皮している。
したっがて、発射機も従来の単身、では性能を引き出せられないため、
垂直発射式の追尾レーザーCIWS(近接防御火器システム)となっており、
最大一四の目標を同時追撃、百の目標を監視する事ができる。  
そして、最後に重力変圧航行機関、通称“ツバサ”である。
左右計十枚の高密度レーザーで形成されるツバサにより、自機の周囲の重力をコン トロールして、
無重力状態から一気に後方へ爆発的エネルギーを放出する事により、
2000m/sという超高速の等速直線運動を行うことができる。
ツバサ機関は、最大数十秒の運行しか行えず、一度使用すると、
長時間の冷却が必要であるため、長距離移動よ りも戦闘時に、
敵の後方へ回り込んだり、部隊の中央に突入するときに使用する方が むいていると言えよう。  
これらの新機構を装備した沙龍希は、まさしく、凱龍機の最強系統といえるだろう。
PNOさんのコメント
前回、龍青鬼で、できなかった“集光パネルの発光”をやってみたかったのが、事の始まりです。
集光パネルは、すべてにLEDを組み込みました。頭部は、左右にそれぞれ目の位置に入れてます。  
ツバサはプラパンにて制作しました。ブロックスジョイントにより、着脱可能です。  
色は、レーザー成形ということもあり、シルバーの上から蛍光グリーンです。  
カラーリングは、凱龍機の青とは全く違うオレンジと黄色を基調にしました。
コックピットにはコマンドウルフの操縦桿を、又、パイロットは、オリジナルキャラクターのステラを、
フィーネをもとに制作しました。  
腹部のSLとBLの衝撃砲を組み合わせて作った、
三連装アフターバーナー付連装加速衝撃砲は、製作中何度も壊れました。    
使用機体:
凱龍機を素に、エナジーライガー、BF、ウネンラギア、ブレードライガー、 シールドライガー、
タミヤ350分の1帝國海軍軍艦大和のシールド付き三連装機銃等々、
ほんの少ししか使っていないパーツがたくさんです。(ジャンクパーツの量がさらに 増)





リョウのコメント
PNOさんより3作目、沙龍希です。
前作、龍青鬼のリメイク的な位置づけの機体で、更に手が加えられています。

集光パネルの発光ギミックというのは、考えつくのは簡単でも
実行しようとすると大変な労力・技術が必要であり、
実際にそれを成し遂げてしまうPNOさんの努力には感服です。
また、翼やカラーリングなど含め、
非常に鮮やかな機体にまとまっています。

専用フィギュアや細かい芸も加えられており、
流石は同モチーフ機、完成度の高さも覗えます。
管理人も毎回これぐらいのクオリティで作ってみたいもので(^^;
ご投稿ありがとう御座いました!