サーブルルイン

機体設定
武装
ハイパーヒートサーベル
ヒートクロー×4
ヒートスラッシャー×2
4連装小型ミサイルポッド×4
(ハイデンシティビームガトリング)


ゼネバス帝国の象徴的ゾイド、サーベルタイガーの後継機プランとして開発されていたゾイド。
本体にジェノブレイカーのものと同型のオーガノイドシステムを使用しており、
プロトタイプではライガーゼロと互角以上の戦闘能力を発揮。
しかし、あまりの稼働限界時間の短さから不採用とされ、
試験機は開発部の手により補助機関として2個のキメラブロックスを追加、この形態となった。

補助機関を搭載したとはいえ、その稼働時間はあまりにも短く、僅か20分程度。
しかし、かつて敵軍の兵士を恐怖させたそれらを積んだこの機体の戦闘能力は言うまでもなく、
最高速度だけ見ても、ブースターを搭載されていないこの機体で、345km/h。
更に背中の巨大ハッチから大気中の熱を取り込み、
キメラブロックスのコアエネルギーを利用し再加熱、各格闘武装の威力を何倍にも増す。
稼働限界の都合上消費エネルギーを押さえるため、脚部には実弾兵器のミサイルポッドが採用されている。
しかし、これは相手の行動を制限し、得意の格闘に持ち込む牽制の役割が強く、
重量を減らすため搭載段数も少ない。

戦闘能力では申し分無かったが、操縦性の悪さと、あまりに用途が制限されていたために、
実戦では殆ど機会が巡ってこなかった。

ZAC2230年、この機体はZi-ARMS社によって武装、出力調整の変更をされたものが一般販売されている。
OSは廃止され、キメラコアも通常のネオコアブロックへと変更されてはいるが、
それでも尚同クラスゾイドを凌駕する性能を発揮している辺り、このゾイド本来のスペックの良さが伺える。
因みに、それには追加武装としてビームガトリングが搭載されているが、
これは前世紀の大戦で活躍したある帝国士官の装備を真似た物であるという。








リョウのコメント
赤と銀のシルエット、限られた戦闘時間…
いや、某特撮ヒーローの事など意識したつもりはないですよ(汗

虎コンテよりかなり前から作り始めてはいたものの、
結局この機会が巡るまで全然作業が進んでなかった機体です。
ライガーゼロを基礎に、サイクス、イエーガーなどの同クラスゾイドのパーツを多く使って製作。
可動範囲としては首2カ所、四股と、脚部ミサイル、背中部ハッチが開閉。
体に最大12カ所のブロックス連結ジョイントを装備、ガトリングの電動回転など、
遊び心のある機体に仕上げました。