ブルーウインドゥ

機体設定
 現存の空軍主力ゾイド「レイノス」にとって、
キメラ型ゾイド「フライシザース」の存在は驚異なものとなった。
両者の開発費には10倍近くの開きがあるにも関わらず、

1機のレイノスに対する敵機の犠牲は、僅か4機程度(キメラ特有の「特攻」により、道連れに遭うケースも多い)と、
共和国の空軍を少しずつ圧迫していったのである。
この事態に対し、最新の戦闘に対応するために開発されたのが、この「ブルーウインドゥ」である。

 この機体の開発の際、
@帝国軍空軍主力ゾイド「レドラー」に十分対抗しうる戦闘能力
A低空飛行時においても高い戦闘能力を発揮出来る
という2つのコンセプトが提示された。

 @を解消するには強力な対空兵器を搭載するのが確実であるが、
この機体では、レドラーの十八番である格闘戦を重点に置いている。
まず過去のデータを生かしやすい等の理由から、レイノス系の翼竜の中でも亜種とされる長脚型の翼竜を採用。
頭部にストームソーダーの技術を取り入れた、ほぼ同出力のトップブレードを装備し、
強靱な足での攻撃と共に、レ高い格闘能力を発揮する。
また、格闘兵器の採用により機体の軽量化を実現し、
ドッグファイトではレイノス以上の性能を誇る。

 Aについては、陸、空ともに高い機動力を有する最新BLOX「エヴォフライヤー」のブースターを参考にし、
低空でも極力速度を維持できるように設計している。
また、コックピットを機体背部に移行、頭部に装備された3本のブレードアンテナにより
周辺の地形をより正確に認識出来、パイロットへの負担を最小限に抑える措置がなされている。

 当初の予定通り、この機体はフライシザースに対し圧倒的に優位に立ち、
レドラーとの勝率も十分過ぎるものではあったが、素体となるゾイドが希少であるために
サラマンダー程度の配備数しか用意できず、空軍への正式採用は見送られている。
現在では、低空飛行時の性能を買われ、
陸戦ゾイドを中心とする高機動部隊「蒼龍師団」のサポート役として配備、「空の守神」として活躍している。






リョウのコメント
単品で発売されたブルークリアーの羽を見て、
どうにかして利用できないかなと考えて作成した機体です。
全体的にスマートな翼竜を目指して作成。
一部プラ板などで装甲を製作したのですが、
どうも情報量が足りずデカールで片づける結果に…(汗
スプレーでの細かい塗装って大変です。


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